Glock G47 MOS

全長202mm
重量735g
銃身長114mm
使用弾薬9x19mm
装弾数17発
生産国オーストリア

2019年、米国税関・国境警備局(CBP)の次期制式拳銃選定に合わせ、新規に設計されたフルサイズモデルです。

その時の契約では、G19 Gen5 MOSとG26 Gen5も採用され、G47はCBP向けに“新たに開発”と、公式発表されました。

バレル(4.49インチ)をG19やG45のフレームに組み合わせ、フレーム前部のスライドガイドの位置を変更。これにより、G17(正確にはG47)、G19、G45(いずれもGen5)間での、高いパーツ互換性(スライドやバレルの載せ替え)を狙った“モジュラー化”が特徴です。

2019年の発表時点では“一般販売なし(LE: 法執行機関専用)”とされていましたが、2023年のSHOT Show*を機に、民間向けに販売を開始しました。

G47とG19のスライドとフレームを組み合わせることで、G45やG49として4種類の組み合わせが可能になり、任務や個人差に合わせてサイズの最適化がしやすくなりました。

*SHOT Show: Shooting, Hunting, and Outdoor Trade Show
毎年1月に、ラスベガスで開催される銃器関連のコンベンション。